日本大学歯学部
- 住所:〒101-8310 東京都千代田区神田駿河台1-8-13
- 電話:03-3219-8002(教務課(入試係))
- URL:https://www.dent.nihon-u.ac.jp/
100年を超える伝統ある大学
本学部の前身である東洋歯科医学校は,大正5 年(1916年) 4月15日,佐藤運雄博士が唱えた「医歯一元論」に基づき,歯学を口腔に止めず「医学的基礎学,歯科の技術的錬磨を期しながら,師による人格の教化,学生同士による知識の交換,切磋琢磨」を建学の趣旨として創設されました。現在では,歯科病院,大学院歯学研究科をはじめ,総合歯学研究所,歯科技工・衛生専門学校を有し,多分野で活躍する約2 万名の歯科医師を輩出しています。
2022年4月 新校舎運用開始!
日本大学歯学部は,2016年4月15日に創設100周年という大きな節目を迎え,当該記念事業の一環として付属歯科病院と一体化した本館を新設。図書館やラーニングコモンズ,グループスタディルームなどの学修空間,最新設備と広さを誇る実習室など,教育・研究・臨床を融合した新校舎が誕生しました。
新校舎は先端医療の現場である付属歯科病院と実習室や図書館が隣接することで,より使いやすく,実習と学修の効率化が実現しました。
ラーニングコモンズ
グループスタディルーム
実習室(スキルスラボ)
実習室
南側テラス
図書館
令和5年度より新カリキュラム始動。統合的に歯科医学を学ぶ
卒業時の到達目標の達成に必要とする科目を3つのフェーズに分けて配置し、学生が主体的に学修できるカリキュラムを編成しています。
<フェーズ1> 講義・実習・演習で知識を深め、目指す歯科医師像を具現化
教養科目及び基礎歯学の科目が配置されています。第1学年前期では、歯学部での学修に必要な基礎を講義と実習で再確認しながら主体的な学修の定着を図ります。また、各専門分野の教授陣による歯科医学に関する講義を通じて、目指す歯科医師像を具現化します。第1学年後期から始まる基礎歯学を学ぶための基盤を形成します。
<フェーズ2> 医療に臨む前の基礎を固め、臨床の知識・診断・技能を体系的に修得
主に臨床歯学の科目が配置されおり、講義と臨床基礎実習で基礎歯学を含めて知識と技能を身につけます。また、より専門性を高めた形で実習を実施することで、臨床における問題解決能力の基礎を育成します。4年後期の総括講義1では、フェーズ1とフェーズ2で修得した基礎歯学と臨床歯学の知識を統合し、共用試験に備えます。
<フェーズ3> 付属歯科病院での臨床実習を経て歯科医師に必要な知識・態度・技能を体系的に深める
診療参加型臨床実習においてスチューデントデンティストとして患者に対する診療を担当することで、医療人の基礎となるコミュニケーション力、倫理観、プロフェショナリズムを踏まえた歯科臨床能力を修得します。さらに、多様化する歯科医療、先端的治療法、キャリア形成に関する講義で、歯科医師として生涯、学修を続ける重要性を学びます。総括講義3では国家試験に特化した形で基礎と臨床の知識の統合を推し進めます。
※詳細は歯学部パンフレットをご参照ください。(https://www.dent.nihon-u.ac.jp/admissions/brochure/)
先端の技術と最新鋭の設備
歯科病院は,その開設以来,多くの患者さんに高水準で最先端の歯科医療を提供してきました。また,教育機関として高い倫理観と高度な知識・技術を持つ有能な歯科医師の育成にも力を入れています。さらに,2018年10月から新病院に移転し,最新の設備で診療を行っています。診療は,一般歯科に加えて,高次医療のニーズに応えるために,口腔外科,歯科インプラント科,顎顔面補綴科,ペインクリニック科,スポーツ歯科などを設置しています。今後とも,新病院において,歯科医療の中核的役割を担うとともに,高度な診療技術に加え最先端の設備を用いた歯科医療を提供していきます。
未知への科学的挑戦
本学歯学部では,脳機能,全身疾患,加齢などの研究を行っています。神経再生時の機能回復を脳で調べています。歯周病が呼吸疾患やがんなどを引き起こすメカニズムを調べています。加齢現象の進行と口腔機能の関係を臨床的に調べています。これら脳,疾病発症機構,加齢現象などヒトで未だ解明されていない領域への先端研究を行い成果をあげています。