世界最大の歯科大学

本学は、現在、歯科医学の総合的大学として、2つの歯学部を有する唯一の歯科大学です。東京と新潟の両キャンパスを合わせて、2つの大学院、2つの歯学部、2つの附属病院、2つの短期大学、および博物館を擁し、学生総数約1,500名、専任教職員数約700名、および卒業生総数約22,000名を数えます。本学は、紛れもなく世界最大の歯科大学です。
生命歯学部

6年一貫制のカリキュラムを編成して、一般教育から、基礎・臨床教育へと効率的で整合性のある授業・実習を実施しています。附属病院における臨床実習は、総合診療システムを採用し、グループ単位の一診療所方式で指導医が、総合的に患者診療と学生指導に当たっています。一般歯科診療を学生に実践させ、卒業直後の臨床研修をしのぐ成果を挙げています。
一方、附設の共同利用研究センターの諸施設を利用して、全学的な研究システム、情報検索やデータベースを構築し、最新のコンピュータシステムを通して、広範で国際的な研究活動を行っています。
日本歯科大学附属病院

総合診療科、小児歯科、矯正歯科、口腔外科、歯科麻酔・全身管理科、口腔リハビリテーション科、口腔インプラント診療科、放射線・病理診断科と内科、外科を有し、診療センターとして、心療歯科、顎関節症、顎変形症、いびき・睡眠時無呼吸などがあり、歯科外来としてホワイトニング、歯の細胞バンク、マタニティなどがあり、入院治療のための病棟も設け、総合的な医療施設の役割をはたしています。病院の特色としては、患者さんの診療と同時に次の世代の歯科医を育てるための教育を行う広範囲にわたる多目的病院であるため、学生は臨床実習カリキュラムの一環として同病院において実地の研修を行うという、本学独自の教育システムがとり入れられている点にあります。
個性あふれる人材を輩出する本学の自由で豊かな風土
100有余年の伝統に培われた日歯大の卒業生は約22,000名。
医療、藝術、教育の3つの世界で頂点を極めた中原實名誉学長をはじめ、アフリカの地で農村の生活改善にボランティアで活動を続ける村上一枝、箱根駅伝で3年連続区間新を打ち立てた難波博夫、第7回アントワープ五輪に出場した蓮見三郎、FIFAからサッカーの審判特別功労賞を日本人で初めて受けた福島玄一、さらに、台湾の名門大学、中山医学大学の創立者で理事長の周 汝川(しゅう・じょせん)、新興俳句の先駆者・西東三鬼(さいとう・さんき)、戦後沖縄の人々に元気を与えた芸人「ブーテン」(小那覇舞天 おなは・ぶーてん)など、これまで多くの逸材を輩出してきました。
東京女子寮

東京の下町木場にある冷暖房完備、キッチン、バス、トイレ付の完全個室の女子寮です。近くには深川不動、富岡八幡宮などがあり、銀座や日本橋も数分の距離です。
地下鉄東西線「木場」駅から徒歩5分、落ち着いた色調の7階建て、84個室を備えています。もちろん歯科実習作業のための技工室もあります。
東西線「飯田橋」駅まで直通14分の至近距離で、生命歯学部まで30分以内という通学に便利な場所にあります。寮母も常駐しており、セキュリティも万全です。