松本歯科大学

本学の第115回歯科医師国家試験の新卒合格率は90.4％、全国29歯科大学・歯学部の中で第2位に躍進しました。2016年以降、本学の歯科医師国家試験の新卒合格率は上昇し、常に上位を維持しています。
本学では独自のカリキュラムによって初年次から学生自らが能動的に学ぶ姿勢を醸成しており、毎週（第2～4学年は隔週）月曜日の1時限目は前週にあった科目のテスト（ウイークリーテスト）を実施。学生は自分の理解度を把握できて、教員は学生の状況に応じた授業を行えるようになり、知識を習得していくシステムが構築されています。
CBTおよび国家試験対策としては、4年生を対象にPCを用いたｅラーニングを充実させ、6年生はデイリーテストを実施し、8割以下だとチューターが問題点をチェックし、手厚くアフターフォローをしています。
このように入試の選抜機能と教育システムの相乗効果によって、学習習慣を身につけ自ら学ぶという意欲の高い学生が増え、学生全体の実力がアップしているのです。

23万㎡にもおよぶ広大なキャンパスは、四季折々の美しさに彩られます。創立者・矢ヶ﨑康博士が提唱した「世界の先進国の大学がそうであるように、森の学園の中で学生や研究者を学ばせたい」という夢の実現に呼応して、数千本の木々や草花が植え込まれ、「緑のキャンパス」が形成されました。静かでゆとりある環境は、心の豊かさを育み、勉学に専念するのに最適。本学のキャンパスは、日本有数の自然環境を誇ります。

本館を中心に、実習館、講義館、図書会館、大学病院が機能的にレイアウトされ、歯科医学の習得に必要な最新機器や臨床・研究の設備も充実。図書館は歯学・医学の専門書をはじめ一般書など14万冊の蔵書やメディアを取り揃えています。学生が自由に使えるラウンジや自習室、モダンな雰囲気の学生食堂やコーヒーショップも完備。体育館、陸上競技場、室内プールなど、クラブ活動施設も充実しています。また総合歯科医学研究所は、各種電子顕微鏡や分析機器、実験機器など最先端機器が自慢です。

歯科医師を目指す学生や歯科医学の発展を担う研究者たちにとって、充実した設備が整えられています。

最新設備を整えた機能的で明るい雰囲気の新病院がオープンしました。多様化する歯科治療のニーズに対応するため、従来の歯科診療部に加えて特別専門外来（インプラントやスポーツ歯科、審美歯科など）も開設し、さらに医科の診療部門（内科、整形外科、耳鼻いんこう科、皮膚科）も併設、総合的な診療体制を整えました。医科歯科連携による全身を見つめた口腔医療を担います。

また、質の高い歯科医師の養成も大学病院の責務です。研修室や臨床予備実習室も新設し、臨床実習が快適かつ円滑に行われるよう配慮されています。