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歯学部入試のポイント

2019年度
歯学部入試のポイント Vol.2

いよいよ受験シーズンに突入しました。一段と寒さが増していますので、風邪などひかないよう健康管理には十分注意をしてください。外出後はうがい手洗いを心掛け、受験本番に向けて体調を崩さないように気をつけてください。限られた日にちで効果的な学習を励行し、第一志望の大学に向けて精一杯頑張って、悔いのない受験をして下さい。

今回は、入試の最終チェックポイントを私立大学と国公立大学に分けてご紹介します。

【 私立 】

2010年度から5年連続で志願者が増加していた私立歯学部は、2016年度、2017年度は減少となりましたが、2018年度に微増しました。

東京歯科大学・日本大学・日本歯科大学・昭和大学などは、競争率も高く、高い学力が求められます。これらの大学の一般入試やセンター利用入試では、国公立志望者や医学部志願者が併願で受験するケースも多く、英語・数学・理科1科目は、しっかり実力を伸ばしておく必要があります。

私立歯学部では小論文や面接が課されることが多く、特に小論文は、対策が後回しになりがちなので、得意ではない人は早目に対策をしておきましょう。面接や出願時の志望理由書を書くときのためにも、なぜ歯学部に進学したいのか、なぜこの大学へ進学したいのか、将来はどうしたいのか、しっかり考えておくことも大切です。

私立歯学部の入試は、多様化が進んでいます。「公募推薦入試」や「一般入試」の他、「AO入試」や「後期試験」「センター利用入試」と様々な入試が行われ、しかも「公募推薦」や「AO入試」などは複数回実施されるケースもあります。さらに「編入試験」や「同窓子女入試」「帰国子女入試」を実施する大学もあります。

このように、選抜方法が多様で、一つの大学を複数回受験できるようになっており、私立歯学部受験を勝ち取るためには、基本的な問題を何度も演習する事に尽きます。基本問題で、平均50~60%以上の得点が必要です。センター利用入試では、70~80%の得点が必須となります。

【 国公立 】

医学部志望の学生が、併願する学部として、歯学部・薬学部を考えるケースが以前より増えています。それにより、受験者数の増加、難易度アップに影響していると考えられます。

前期試験は、センター試験で5教科7科目(外国語・数学ⅠA・数学ⅡB・理科2科目・地歴公民1科目・国語)が課され、2次試験は英語と数学(数学Ⅲまで)と理科2科目が課されるのが主流ですが、徳島大学・鹿児島大学の2次試験は、英語と数学(数学Ⅲまで)と理科(1科目)で、長崎大学は英語が必須で、数学と理科から1教科選択となっています。東京医科歯科大学・新潟大学・大阪大学・岡山大学・広島大学・徳島大学・九州歯科大学・長崎大学・鹿児島大学では面接も課されます。基本的に前期では、2次試験の配点比率の高いところが多いので、2次試験は重要です。英語・数学・理科ともに論述力を磨き、応用力をつけておく必要があります。

後期試験のセンター試験指定科目は、東京医科歯科大学・長崎大学の2校以外は5教科7科目です。2次試験は、小論文と面接(東京医科歯科大学・岡山大学・広島大学・徳島大学)であったり、総合問題と面接(北海道大学・長崎大学)であったりと様々ですが、ほとんどの大学で面接が課されます(新潟大学・鹿児島大学は面接のみ)。後期試験の場合、センター試験の配点比率の高い大学が多く、センター試験での高得点が合格のポイントと言えるでしょう。東京医科歯科大学の後期試験のセンター試験指定科目は、地歴公民が課されず、4教科6科目(外国語・数学ⅠA・数学ⅡB・国語・理科2科目)です。長崎大学の後期試験のセンター試験指定科目は、3教科4科目(外国語・数学ⅠA・数学ⅡB・理科1科目)、2次試験は総合問題と面接となります。東北大学・大阪大学・九州大学・九州歯科大学は後期試験を実施していません。

下記の入試チェックポイントもご確認ください。

  1. 入試日程をカレンダーにし、入試までに必要な学習の準備を始める。
  2. 模試の結果が悪くてもあきらめずに学習を続ける。
  3. 2019年度入試はすでに新課程入試5年目。しっかり準備をして臨む。
  4. 2期・後期入試も十分にチャンスがあるので3月まで学習を続ける。
  5. 志望大学の過去問題レベルを時間内にできるようにトレーニングする。
  6. 面接練習は必ず行う。その際、願書の志望動機は必ずコピーしておく。
  7. 小論文は実際に書いて練習する。必ず添削を依頼する。
  8. 日々の復習と限定期間での学習法の確立を意識してください。入学以後に最も必要とされます。(CBTや国家試験に大きく影響)

合格を心よりお祈りいたします。

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